しなやか自分軸研究員のつぶやき

しなやかに自分らしく楽~ぅに生きる「しなやか自分軸」の研究日誌かもね(^^♪

「Skypeコンサル」

所長にSkypeをつなぐ。
久しぶりに起動したアプリから聞きなれない呼び出し音が響くこと数秒で、
所長の顔がタブレット全体に大写しされた。
こんばんはと挨拶も手短に本題に入る。
コミュニケーションを研究する彼女が娘と私の関係性を気に掛けて、
Skypeで話そうと提案してくれたのだ。

「娘ちゃんがイライラしていると、どうしてあなたがイライラするの?」
私しかいない家に彼女の声が響く。

吐き出しワークをしたノートを上から読み上げるといくつかの問題が一緒くたになっているから、まずは一つに絞るように言われ、一番最初に読み上げた部屋が片付かないを挙げたが、すかさず解決策を伝えたので、問題ではないと却下される。

次の問題を選びあぐねていると、娘がイライラするのはどういう時かと訊かれたので、
たわいのない話をしていて私が聞き取れなかった単語等を聞き返すと
癇に障ったのか刺々しい表情で黙り込むのだと答えた。
黙り込まれると、責められているようで私もなんだか落ち着かず苛立つから、
娘が話さなくなると関わらないようにしているとも言った。

具体的に何と言われて責められたのか尋ねる所長。
いじめらていたから学校に行きたくなかったけれど、学校に行くしかなかったと言われて、初めていじめられていた事を知ったと答えれば、責めている訳ではなく告白なので、いじめの事実を知ることが出来て良かったと励まされた。

どれだけ本気で娘と関わるつもりなのか、余命三か月だとしたらどうするのかと
続けて訊く所長に、関わりたくないと弱音を吐くも、後悔しないのかとダメ押しされ、
後悔すると答える。

娘は心の奥底にある本当の気持ちが分からずにとても困っていると言われ、
自分を取り戻すには普段の会話から自分の感情や欲求、
そして自分の価値観があることを知ることが重要であると力説を聞いている間に
瞬きして鼻へ送り込むだけでは処理しきれない涙が段々と溢れるのを感じた。

所長から相手が心を閉ざす12の対応をしているのではないかと指摘され、
確かに提案したり解釈するし、質問もしていると気付く。
その対応はアクティブリスニングではないので、
相手が何を話したいのかだけに注目するのだと改めて極意を授かる。

黙っている事を解読するにはと、会話の例を挙げて貰う。
イライラを振り撒いて帰宅すれば、「イライラしてるね」と実況中継をし、
朝起きておはようと声をかけても返事がなければ、「しんどいの?」と尋ねる。

「どうしたの?しんどいの?」とアドバイスを復唱したら、
どうしたのというのは自分の知りたい事を訊く質問になるから不要だと細かく指し示めされ、如何に自分の言葉に注目が必要かを説いて貰う。

更には感情を解読するには察して言葉にしてみる。
察して黙って行動するとやってあげた感が出るから、言葉にだけするのだと。
聞くに徹すると家に寄り付かず家出した少年が戻って来たとの事例を挙げて
相手が困っている時には提案しない、言いたくても我慢せよとの言葉も頂いた。

タブレットの充電が切れて中途半端な終わり方をした後、
慌ててケーブルを差し込み充電しながら充電切れの非礼を詫び、決意を表明したメールを送信したところで娘が帰ってきた。



 

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一か月前に書いて寝かしていた。

兎に角、「うんうん」と聴けるようになったので、

次は「何を分かって欲しいのかな?」という気持ちを込めて観察して、

言葉以外の思いを汲み取る練習中。