しなやか自分軸研究員のつぶやき

しなやかに自分らしく楽~ぅに生きる「しなやか自分軸」の研究日誌かもね(^^♪

愛せなくてごめんねは愛してる

LINEのやりとりで娘を怒らせてから頻繁に思い出すシーンがある。

妊娠後期で大きく張り出した自分のお腹をさすりながら、
「ごめんね」と何度もつぶやき、繰り返し赤ちゃんに謝っている。

「こんな生きにくい世の中に産もうとして、ごめんね」
「私みたいに辛い人生になるかもしれない、ごめんね」
「私はあなたを愛せなくて、ごめんね」

望まない妊娠、それほど好きでもない相手との結婚、
不安が募る初めての出産、ホルモンバランスの変化も手伝ってか
泣き暮らしていた頃の一番辛い思い出。


過去回想は辛い記憶を呼び戻して泣いちゃうからキライ。
でも、たまに思い出す悲しいシーンをに変えられたら
楽チンになるよね。
思い出さなくなるかもしれないとの希望を抱いて
過去回想をする決心をした。


しなやか自分軸講座仲間、のんちゃんが自宅に来て
エンプティチェアという技法でリードし始める。

目の前にある誰も座っていない椅子に妊婦の私が座っているとして…
当時の色々な感情を声に出していく。
涙と鼻水でタオルがしっとりと重くなる頃には
心が少しスッキリ晴れやか。

のんちゃんに娘ちゃんのこと愛してなかったら「ごめん」なんて謝らないよ、
自分を責める材料にしているだけだよと言われた私は一瞬思考が止まった。

「えっ、そうなの?」

私は自責していただけなの?

そう言えば、娘からたまに「親ばか」やなと言われてたけど、
気に留めてなかった。

お金が理由で進学の道を閉ざすことなく、娘が行きたい学校に行けるように
せっせと貯金していたのは親としての責任感からだと思っていた。


そか、なんだ私は私なりに娘を愛してたんだ。
愛せていないと思い込んで、勝手に感じていた罪悪感は
憑き物が落ちたようになくなった。


エンプティチェアでなり切り度合が半端だったので、
当時を思い出すとまだちょっぴり悲しくなるけれど、
この悲しい感情を感じ切れば、娘に「愛してるよ」と
素直に言えるようになる気がする。


「愛せなくて、ごめんね」が「愛してる」に変わったよ。
のんちゃん、ありがとう♪


カウンセラー活動もしている
のんちゃんのブログ

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